人にiPhoneを勧めない理由と勧める理由
電車通勤をしてみると、意外とiPhoneやiPod touchを使ってる人がいて、びっくりします。
「スマートフォン」は、まだまだ知名度が低めですが、iPhoneに限っていえば、知名度は普通の携帯電話以上でしょうか。
職場でも、机の上に置いていると、同僚やお客さんに、
「これって、iPhone?」
と聞かれ、
「どう?自分もiPhoneにしたいんだけど・・・」
ということを、よく聞かれます。
大体、そういう場合には、相手をみて、勧めてみたり、止めてみたりしています。
iPhoneを勧める人
- 普段から自分で色々調べるのが好きそう
- 携帯は、電話とメールだけ。でもパソコンではネットをよくする
- 新しいモノ好き
iPhoneを勧めない人
- 携帯サイトをよく使う
- 普段から携帯をあまり使わない
- 飽きっぽい
iPhoneは、性質上、普通の携帯サイトは見れません。
お財布携帯にもならないし、そもそもダイアルキーも含めて、ボタンがほとんどありません。
それが、わかりやすくもあり、わかりにくくもあって。
何も知らない人でも、画面の中のボタンを押せば、初めて触るモノでもある程度使えます。
その代わりに、必ずこのボタンを使えばこうなるよというような、定型的な動作がありません。(大分共通化されてますが)
文字の入力だって、慣れるまでは大変です。
これまで、普通の携帯電話を使って来た人なら、機種変更しても、0〜9までのキーを使って文字を入力するスタイルは変わりませんでしたが、iPhoneにはそもそもテンキーがありません。
そういうのも含めて、楽しめる人、使っていける人でなければ、単なる無駄遣いに終わってしまします。
過去に、自分が好きだと言うだけで、他人にスマートフォンを勧めたことがありますが、自分は良かれと思っても、相手には使いにくい、不便な道具となってしまったようで。
結局解約されていました。
そんなこともあって。
周りの人には、大体、
「でも、普通の携帯と違ってて、使いにくいですよー。」
と、敢えてネガティブなことを先に言って。
それでも食いついてくる人には、もっと詳しい話をしたりしています。
本当は、もっともっとたくさんの人が、iPhoneを含めて、スマートフォンを使うようになると、楽しいハードがもっともっと出てくるんじゃないかなと期待していますが、なかなかそんな時代は、すぐにはやって来ないようですね。