X02HTからSoftbankメールを追い出す!

X02HTには、Softbankメールがインストールされています。
これのおかげで、普通の携帯電話のように、@softbank.ne.jp のアドレスで、メールのやりとりができます。
絵文字も使えますし、X01HTX01TにインストールされているSoftbankメールに比べても、動作も軽快で使いやすいです。


ですが、これはあくまで比較すればの話。
メールの受信件数が増えてこれば、やはり動作は重くなります。
また、軽快とは言っても、他のアプリを起動していたりすると、ストレスに感じるほど遅くなることもあります。


というわけで、Softbankメールを捨て、MMS Lite と共に生きていきましょう!
自己責任&以下のデメリットが了承できる人は、参考にしてみてください。

  • 絵文字が使えない(外字を使うことで、少しは改善できますが)
  • 設定が面倒
  • フォルダの振り分け等、メールのフォルダ管理が出来ない(X02HTでは出来ないようです)


というわけで、まずは準備。
必要なものをそろえます。

  1. PreSetupMMSLite
  2. MMS Lite 1.1.301
  3. SoftbankB&WEmoticons

それぞれ、ググったりして入手してください。


入手したら、


1.PreSetupMMSLite を実行
 ⇒ これで、Softbankメールをやめて、MMS Lite を使うためのレジストリの設定をしてくれます。


2.MMS Lite 1.1.301 をインストール
 ⇒ Outlook に MMS というアカウントが追加されます(このままでは使えません)


3.SoftbankB&WEmoticons をインストール
 ⇒ 絵文字(もどき)が表示できるようになります


で、これだけでは MMS Lite に乗り換えられていません。
MMS Lite 275 では、自動で接続等が設定されたのですが(そのかわり、メールが1ヶ月間しか保持できなかったり、X02HTでは、自動接続が出来ない&送受信の際にデコードエラーが出るという問題がありました)
MMS Lite 1.1.301 では、自分で設定する必要があります。
手持ちのX01HTでは、設定画面からの設定が可能だったのですが、X02HTは正式対応されていない(と思う)ので、設定画面からの設定ができません。


なので、某巨大掲示板の情報を元に、直接レジストリに値を書き込みます。

導入までは、どこかのサイトを参考にして。
でも、MMSLiteインストールするだけなら、X02HTの場合PresetMMSLiteは不要っぽい。
レジストリ(\HKCU\Software\MMS Lite\Profiles\MMS)の設定は、一部正しくないものもあるかもしれないし、
0と1はKeyの意味から好きな方を判断して設定してください。

AllowDeliveryReport=1(配信レポート許可)
AllowReadReport=1(開封通知許可)
AutoRetry=1
EmailAddres=任意
ForceAutoRecv=0(常に全文受信したければ1)
ForceConnect=0(0と1の違いは不明)
MmsGateway=vfkkmmsproxy.vodafone.ne.jp:8080(UAの設定によってはsoftbank.ne.jpかも)
MmsServer=http://mms/
MsgDurationPeriod=0(削除するまでの期間が選べるようになったらしい)
RequireDeliveryReport=0(配信レポート要求)
RetryCount=0
RetryTimeout=30(Timeoutまでの秒数)
SaveSent=1(送信を保存)
ServerPort=80
\UserAgent\Default=次のUAの設定Key名
\UserAgent\UAの設定Key名(任意)=私の場合はV904SHのUAを設定
\Connections\設定メニューのGPRSに追加で設定したMMS接続用の設定の名前をKeyにして値=0

設定のGPRSに追加したMMS接続の設定は、MmsGatewayやUAの組み合わせで変える必要が
あると思う(私はmailservice.vodafone.ne.jpの設定)

以上の設定で、デコードエラーも出ることなく送受信も自動接続で成功してます。


この情報を参考に、設定を行います。
また、上記の書き込みでは、\Connections の値を、VFJP にしていました。
ですが、MMS Lite 275 の時に、open での送受信を行っていたことを思い出し、そこの設定は SoftBank にしてみました。


この設定で、何のエラーもなく、快適にMMSのやり取りが可能になっています。
ちなみに、今回のMMS Lite のバージョンでは、非常にありがたいことに。

  • 回線が切断状態⇒設定された接続情報(open)で接続して送受信⇒回線を切断
  • 回線が接続状態⇒そのまま送受信⇒回線を維持

という動きをしてくれるようになりました。
おかげで、メールが来ても回線がいちいち切断されるということがなくなったようです。
(元々、X02HTでは、自動接続&切断に対応していなかったようで、前のバージョンでも回線は維持されたままでしたが、今回からは、自動接続してくれるようになりました)


あ、もちろん、上記のレジストリを設定したら、ちゃんと再起動してくださいね。